日常の備忘録

おたくの記憶保存場所

ゴールデンカムイに興味を持ったので北海道へ行ってみた 網走編

1日目に新千歳空港から女満別空港まで飛行機で移動。北海道広い…

夕飯でいただいたサクラマスがすごく美味しくて感動しました。

 

博物館 網走監獄

www.kangoku.jp

翌日、朝から網走監獄へ

観光施設めぐり*1バスに乗るのが一番かなと思います。私は乗り損ねたので、天都山入り口*2から歩きました。

距離はそこそこあったけど、道中に白樺の木があったり、地元ではなかなか見ることができない鹿の道路標識があったりと探検みたいで楽しかったです。

正門

着いた瞬間「うわー!見たことある!!」ってなりました。

向かって右側にいる人形がリアルで、しばらく本物の人間と思ってました。

庁舎

中は北海道開拓の歴史や文化財の見どころの展示コーナーになっていて、典獄が語るムービー上映もありました。また、ミュージアムショップにもなっていてお土産の購入もできます。

ゴールデンカムイのコラボお土産も豊富でした。コラボ商品を購入したい場合は、外の物産館よりこちらの方がいいかもしれません。

そして色紙やポスターも!錦鯉のお二人のサインもあったので撮影してきました。



旧網走刑務所 職員官舎

門倉さんの宿舎です。中も見学ができました!

休憩スペースにもなっていてゆっくり過ごすことができます。

 

刑務所水門

舎房及び中央見張所

作中でもお馴染みの五翼放射状平屋舎房です。

個人的にここが見たくて来たと言っても過言ではないので滞在時間が長かったように思います。

門倉さんがいた中央見張

杉元たちが侵入した第四舎 第六十六房

脱獄王もいました

ミニ展示企画として、”二人の脱獄王”こと西川寅吉と白鳥由栄の脱獄の手口の資料も展示してありました。手錠を破壊するほどの怪力… 白鳥由栄の肉声も聞くことができました。

 

独立型独居房

白石が入ってた懲罰房はこんな感じだったのかな

 

教誨

白石とシスター宮沢の邂逅、土方と犬童の死闘を思い出しながら見学しました。

正門から入ってすぐ右手に見えてたけど、マップの順路的には一番最後だったのでグッと堪えるのが大変でした…

 

高見櫓

駐車場の奥の方にあったので、遠くから眺める感じでした。尾形の狙撃能力の高さを実感。

 
監獄食堂

ここでは現在の網走刑務所のメニューを食べることができます。せっかくなので監獄食Bのホッケ定食を食べて来ました!ホッケは身が厚く、フキも大きくて食べ応えがありました。むぎご飯は学校給食を思い出す…

監獄食以外にもロコモコ丼などもあったので、また行く機会があれば別のものも食べてみたいと思います。

 

ピックアップした所以外にもたくさんの展示施設があり、監獄歴史館では中央道路の開削の様子や、網走監獄の歴史について知ることができました。(年表に大沢房次郎<海賊房次郎>の名前があって おっ!となった)

所要時間はご飯まで食べて2時間半〜3時間でした。

 

北方民族博物館

hoppohm.org

博物館網走監獄から、観光施設めぐりバスで行くことができます。博物館網走監獄から7分、JR網走駅から14分程度です。

外観がスタイリッシュでした△

 

常設展示室

5つのエリアで構成され、衣食住や狩猟、移動手段や生業、精神世界などの展示を見ることができます。

入り口でQRコードを読み取り、自身が持っている端末で音声ガイドを聞くことができるため、イヤホンを持っていったほうがいいです!!!解説があるのとないので満足度に差がつく!展示ごとに番号がふってあるので、ガイド操作も迷うことなく実施できました。

 

装う/着る

装身具や衣服の展示では耳飾りや首飾り、タバコに関連するものなど多数展示してありました。耳飾りはアシㇼパさんのものと似てるなと思ったのですが、サハリンアイヌのものなのでちょっと違うのかな…? 

作中でも出てきたウイルタの洋服や北海道アイヌのアットゥㇱもありました。 ニブフの前かけの色味がエノノカちゃんっぽくて可愛かった!


この2着の色使いがとても好き。

 

食べる/移動する

さじだけでも民族によって違いがたくさんあって、見ていて楽しかったです。

モス食べて「もす!うふふ…」の時のこね鉢

イヌ橇とトナカイ橇

狩猟(モノ作り)/儀式

アシㇼパさんはこんな弓矢を使ってたのかな…とか、こんな感じの矢筒に入れて五稜郭を駆けていたのかなと思うとグッときました。アマッポはこんなのが刺さったらただでさえ痛そうなのに、これにニリンソウの毒が塗られていたらとんでもないなと思いました。痛そう…

マキリは女性用のほうが装飾が細かかったり、ウイルタの物にはトナカイの彫刻がしてあったりと、違いがたくさんあって興味深かったです。ファンブックに記載のあったウロコ彫の話を思い出しながら見ました。

クマ送りに関しては、飼いクマ型のクマ送りの様子が写真で展示してあったので、漫画で読んだ時よりより一層イメージが深まった気がしました。さまざまな時代のクマの像の展示も、形が色々あって面白かったです。

ウイルタのお守り色々と、ナーナイのトラ!実物を見てもやっぱり トラ…?ってなりました 笑

 

他にも興味深い展示がまだまだたくさんありました。実際にムックリを演奏やアザラシの狩猟の様子の映像、検索ボックスで音声を聞くことができたりと非常に勉強になりました。

網走監獄まで来た際は少し足を伸ばしてみてください!

 

本当はこの後オホーツク流氷館にも行きたかったけれど、バスと電車の時間がうまくいかなかったので諦めました… また網走に行くことがあったらぜひ行ってみたいです!

 

その後は特急オホーツクで旭川へ!約4時間の旅路が不安で映画をダウンロードしてたのに、景色見てたらいつの間に旭川に。夏の景色も楽しかったので、いつか冬にかぶりつきシートで雪景色を見てみたい…

 

旭川編と札幌編ものんびりまとめていきます

 

*1:時期によって運行状況が変わるようなので要確認

*2:刑務所前で降りると現在の網走刑務所から歩くことになるので要注意